Claude Codeの始め方|初回セッションの進め方と基本操作・初期設定【2026年最新】
インストールは終わったものの、「最初に何を打てばいいのか」「勝手にコードを書き換えられないか」が分からず、起動したまま止まってしまう。Claude Codeを使い始めた人がつまずくのは、導入よりもこの先の部分です。
本記事では、チャット型のAIとの違いから、ログインと初回セッションの流れ、最初のコード変更と権限モード、覚えておきたい基本コマンド、CLAUDE.mdによる前提の受け渡し、成果につながる指示の出し方、チームへの広げ方までを、公式ドキュメントの情報をもとに整理します。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| 始めるのに何が必要? | 有料プランの契約とターミナル環境 | Pro・Max・Team・EnterpriseまたはConsoleのアカウントが必要です。無料プランでは使えません。 |
| 最初は何をする? | 起動してコードベースの理解から始める | 「このプロジェクトは何をしているか」など読み取り中心の質問から試すと、挙動を安全に確認できます。 |
| 勝手にファイルを変更される? | 既定では変更前に承認を求められます | 権限モードは切り替えられます。自動承認や、編集せず計画だけを立てるモードも選べます。 |
| 精度を上げるには? | CLAUDE.mdに前提を書いて渡す | 毎回説明している内容をファイルに残すと、指示の手間が減ります。200行以内が目安です。 |
この記事でわかること
- Claude Codeがチャット型のAIと何が違うのか
- ログインから初回セッションまでの流れ
- 権限モードの仕組みと、やり直しの手段
- CLAUDE.mdと自動的な記憶の使い分け
- 成果につながる指示の出し方とチームへの広げ方
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Claude Codeとは|始める前に知っておくこと
操作に入る前に、ツールの性格を押さえます。ここでは動作の仕組み、チャット型のAIとの違い、ターミナル以外の選択肢という3点を確認します。この違いを理解しておくと、最初の指示の出し方で迷わなくなります。
ターミナルで動くエージェント型の開発支援
Claude Codeは、ターミナルから起動してローカル環境で動作するコーディングエージェントです。指定したディレクトリの中でファイルを読み、変更し、コマンドを実行するところまでを自律的に進めます。
起動すると対話画面が立ち上がり、そこに日本語で目的を書くだけで作業が始まります。必要なファイルはツール側が自動で読み込むため、参照させたいコードを手動で貼り付ける必要はありません。
作業の途中では、変更しようとしているファイルと差分、実行しようとしているコマンドが順に提示されます。意図と違う方向に進んだ場合は、その場で補足して修正できます。
チャット型のAIとの違い
ブラウザのチャットにコードを貼り付けて回答を受け取る使い方との最大の違いは、往復が不要になる点です。コードを渡す、回答を受け取る、手元に反映するという3つの手間がまとめて消えます。
また、プロジェクト全体を文脈として扱えます。関連するファイルを自分で探し、依存関係をたどりながら作業を進めるため、複数ファイルにまたがる修正でも一貫性を保ちやすくなります。
その代わり、実際にファイルを書き換える力を持つことになります。だからこそ、後述する権限の仕組みを最初に理解しておくことが重要です。
ターミナル以外にも使える場所がある
公式ドキュメントによると、Claude Codeはターミナルだけでなく複数の場所から利用できます。Web、デスクトップアプリ、VS CodeやJetBrainsのIDE、Slack、CI/CDのパイプラインなどが挙げられています。
本記事はターミナルでの使い方を前提に説明しますが、コマンド操作に不慣れであればデスクトップアプリから入る方法もあります。設定は共有されるため、慣れてから移行しても無駄になりません。
普段使っているエディタに拡張機能を入れる方法も、変更内容を視覚的に確認したい場合には有効です。用途に応じて使い分けてください。
始める前の準備|必要なプランと環境
実際に動かす前に、前提条件を確認します。必要なアカウント、導入方法の概要、最初に扱うプロジェクトの3点です。特にプランの条件は、後から気づくと時間の無駄になります。
必要なアカウントを確認する
利用にはアカウントが必要です。公式ドキュメントでは、Pro、Max、Team、EnterpriseのいずれかのサブスクリプションかConsoleのアカウント、または対応するクラウドプロバイダー経由でのアクセスが前提とされています。
無料プランにはClaude Codeへのアクセスが含まれません。まず試したいという段階でも、いずれかの契約が必要になる点は最初に共有しておくべきです。
Consoleのアカウントで初回ログインすると、費用を一元的に把握するための専用ワークスペースが自動的に作成されます。組織で使う場合は、この仕組みが管理の起点になります。
導入方法の概要
導入方法は複数あり、公式が推奨しているのは専用のインストーラーを使う方式です。この方式ではバックグラウンドで自動的に更新されるため、手動の更新作業が不要になります。
このほか、macOSのHomebrew、WindowsのWinGet、Linuxのパッケージ管理、npmといった選択肢もあります。ただし自動更新の扱いが異なるため、組織で使う場合は方式をそろえておくと管理が楽になります。
導入手順の詳細と、環境ごとの注意点はClaude Codeのインストール方法とシステム要件で解説しています。まだ導入が済んでいない場合は、そちらを先にご覧ください。
最初に扱うプロジェクトを決める
試すプロジェクトは、慣れた中規模のものを選ぶのが無難です。構造を自分で把握できている対象であれば、出力が正しいかどうかを判断できます。
逆に、初めて触るコードベースでいきなり試すと、提案が妥当かどうかを判断できません。ツールの性能を評価するつもりが、コードの理解に時間を取られることになります。
バージョン管理が効いている状態であることも確認してください。変更を戻せる状態であれば、安心して試せます。
初回セッションの流れ
ここからは実際の操作です。ログイン、起動、最初の質問という3つの段階で進めます。最初の1回を読み取りだけで終えると、その後の判断がしやすくなります。
ログインする
起動コマンドを実行すると、初回はログインを求められます。サブスクリプションまたはConsoleのアカウントであれば、ブラウザが開いて認証する流れになります。
環境変数としてAPIキーを設定している場合は、ブラウザを開く代わりにそのキーを使うかどうかの確認が表示されます。共有環境や自動実行ではこちらの方式になります。
一度ログインすれば認証情報は保存され、以降は求められません。アカウントを切り替えたい場合は、セッション内のコマンドで再認証できます。
プロジェクトのディレクトリで起動する
作業したいプロジェクトのフォルダに移動してから起動します。起動した場所が作業の対象範囲になるため、リポジトリの直下から立ち上げるのが基本です。
起動すると、バージョン、使用中のモデル、作業ディレクトリが表示された画面になります。ここで利用できるコマンドの一覧を呼び出したり、前回の会話を再開したりできます。
別のプロジェクトを扱いたい場合は、いったん終了して移動し直します。作業対象を明確に分けておくと、意図しないファイルに触れる事故を防げます。
最初の質問はコードベースの理解から
最初は書き換えを伴わない質問から始めます。「このプロジェクトは何をしているか」「使われている技術は何か」「入口はどこか」といった内容が適しています。
ファイルは必要に応じて自動で読み込まれるため、対象を指定する必要はありません。この段階で、どの程度コードを理解しているか、応答の粒度が自分の期待に合うかを確認します。
ツール自身の機能について尋ねることもできます。使い方が分からない場面では、まず本人に聞いてみるのが早道です。
出典:Claude Code公式ドキュメント「Quickstart」
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最初のコード変更と権限モード
読み取りで感覚をつかんだら、次は実際の変更です。変更の依頼と承認、権限モードの切り替え、やり直しの手段という3点を押さえます。どこまで自動で進めさせるかは、自分で決められます。
変更を依頼して承認する
「この処理に入力チェックを追加して」といった指示を出すと、対象のファイルを特定し、変更案を提示したうえで反映まで進めます。既定の設定では、ファイルを書き換える前に承認を求められます。
提示された差分を確認し、問題なければ承認します。意図と違う場合は、その場で条件を補足して作り直させるほうが、後から手で直すより早く済みます。
Gitの操作も会話で依頼できます。変更したファイルの一覧、コミット、ブランチの作成、履歴の確認といった作業が、コマンドを覚えずに実行できます。
最初の1件は、影響範囲が小さく結果を確認しやすい作業を選んでください。関数を1つ追加する、コメントを整える、テストを1件足すといった内容であれば、提案の妥当性をその場で判断できます。
権限モードを切り替える
承認の求め方は切り替えられます。公式ドキュメントによれば、既定のモードでは変更ごとに承認を求め、編集を自動承認するモードや、編集せずに計画だけを提案するモードが用意されています。
計画だけを立てさせるモードは、大きな変更に入る前の設計確認に向いています。何をどう変えるつもりかを先に見てから、実行に移せます。
一部のアカウントでは、背景で安全性の確認を行い、危険な操作を遮る動作のモードも利用できます。いずれにせよ、業務のコードでは承認ありの状態から始めるのが無難です。
やり直す手段を用意しておく
方向がずれたときは、修正を重ねるより戻すほうが早いことがあります。変更前にコミットしておけば、いつでも元の状態に戻せます。
会話が長くなると、以前のやり取りが判断に影響して精度が落ちることがあります。関係のない作業に移るときは、履歴を整理してから始めると安定します。
大きな作りかえに入る前は、対象を絞る、段階を分ける、先に計画を確認するという3つの手順を挟むと、戻す回数そのものが減ります。
覚えておきたい基本コマンド
操作を速くするコマンドを整理します。起動時のコマンド、セッション内のコマンド、入力を助ける操作という3種類です。数個覚えるだけで、作業のテンポが大きく変わります。
起動と再開のコマンド
通常は起動コマンドだけで対話モードに入ります。このほか、指示を引数として渡して一度だけ実行する方法や、直前の会話を続ける方法、過去の会話を選んで再開する方法が用意されています。
一度だけ実行して結果を受け取る方式は、スクリプトに組み込む場合に使います。定期的に実行したい処理があれば、この形にしておくと自動化しやすくなります。
会話を再開できる仕組みは、作業を中断して別の対応に移る場面で役立ちます。文脈を保ったまま戻れるため、説明のやり直しが不要です。
セッション内で使うコマンド
セッション中は、スラッシュから始まるコマンドで状態を操作できます。会話履歴の消去、利用できるコマンドの表示、終了といった基本的な操作がここに含まれます。
特に使用頻度が高いのが履歴の消去です。関係のない作業に移るたびに実行しておくと、以前の文脈が混ざって精度が落ちる状態を避けられます。
読み込まれている設定を確認するコマンドや、記憶している内容を一覧するコマンドもあります。思ったとおりに動かないときの切り分けに使えます。
入力を助けるショートカット
入力の手間を減らす操作も覚えておくと便利です。スラッシュを入力すると利用できるコマンドの一覧が表示され、Tabキーで補完、上矢印で履歴をたどれます。
権限モードの切り替えもキー操作で行えます。作業の性質に応じて素早く切り替えられるため、都度設定を開く必要がありません。
ファイルを指定したい場合は、記号を使ってファイル名を参照する書き方が使えます。対象を絞って伝えると、余計なファイルを読み込ませずに済みます。
始めたばかりの人がつまずく3つの点
1つ目は、会話を区切らずに使い続けることです。別の作業に移っても履歴を残したままだと、前の文脈が判断に混ざり、精度が落ちていきます。作業単位で履歴を整理する習慣が最も効果的です。
2つ目は、前提を毎回チャットで説明していることです。同じ説明を2回書いたら、それは設定ファイルに移すべき内容です。書き出す手間は一度きりですが、効果はセッションを重ねるほど大きくなります。
3つ目は、大きな作業をいきなり任せることです。うまくいかなかった場合の修正に時間を取られ、結果的に手作業より遅くなります。小さく試して手応えを確かめる順序を守ってください。
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CLAUDE.mdで前提を渡す
使い込むほど効いてくるのが、この設定です。役割と置き場所、自動生成の使い方、書き方のコツという3点を整理します。毎回説明している内容を書き出すだけで、指示の手間が大きく減ります。
CLAUDE.mdの役割と置き場所
CLAUDE.mdは、プロジェクトの前提や決まりごとを書いておくマークダウンのファイルです。セッションの開始時に読み込まれるため、毎回同じ説明を書く必要がなくなります。
置き場所は複数あり、組織全体に適用するもの、自分のすべてのプロジェクトに適用するもの、プロジェクト単位で共有するもの、個人用のものに分かれています。範囲の広いものから順に読み込まれる仕組みです。
チームで共有したい内容はプロジェクト直下に置き、バージョン管理に含めます。個人的な設定は共有しないファイルに分けると、他のメンバーに影響しません。
自動生成で下地を作る
ゼロから書く必要はありません。専用のコマンドを実行すると、コードベースを解析して、ビルドやテストのコマンド、プロジェクトの慣習を反映した下書きが作られます。
既にファイルがある場合は、上書きせずに改善案を提示する動作になります。運用を始めた後でも安心して実行できます。
生成された内容は、あくまで出発点です。コードから読み取れない前提、たとえば触ってはいけない領域や、社内の運用ルールは自分で書き足してください。
書き方のコツ
分量には注意が必要です。公式ドキュメントでは、1ファイルあたり200行以内を目安とし、長くなるほど文脈を消費して指示への追従が下がるとされています。
内容は具体的に書きます。「きれいに整形する」ではなく「インデントは2スペース」、「テストする」ではなく「コミット前に特定のコマンドを実行する」といった、検証できる粒度が有効です。
また、矛盾する記述を残さないことも重要です。複数のファイルに異なる指示があると、どちらが採用されるか分からなくなります。定期的に見直してください。
指示の設計そのものについては、生成AIの精度を上げるプロンプト設計の基本も参考になります。
記憶の仕組みを理解する
設定ファイルとは別に、自動で蓄積される仕組みもあります。両者の違い、セッションをまたぐ情報の扱い、指示が効かないときの確認方法を整理します。役割を分けて使うと、設定が肥大化しません。
自動で蓄積される記憶
公式ドキュメントによると、CLAUDE.mdとは別に、作業の中で得た知識を自動的に書き留める仕組みが備わっています。ビルドのコマンド、不具合調査で分かったこと、コードの書き方の好みなどが対象です。
自分で書くCLAUDE.mdが「守ってほしい指示」であるのに対し、こちらは「学んだこと」を蓄積するものです。訂正を重ねるほど、同じ説明を繰り返す必要が減っていきます。
保存された内容は普通のテキストとして確認・編集できます。何が記憶されているか分からない状態を避けるため、時折中身を見ておくとよいでしょう。
出典:Claude Code公式ドキュメント「How Claude remembers your project」
セッションをまたぐ情報の扱い
セッションは毎回まっさらな状態から始まります。会話の中だけで伝えた内容は次回に引き継がれないため、繰り返し必要になる前提はファイルに書き出す必要があります。
判断の基準としては、同じ訂正を2回入力したら書き出す、という考え方が分かりやすいでしょう。新しいメンバーにも同じ説明が必要な内容であれば、書き出す価値があります。
一方で、特定の作業でしか使わない手順を書き込むと、毎回読み込まれて無駄が生じます。用途が限られる内容は、別の仕組みに分けるほうが効率的です。
指示どおりに動かないときの確認
書いたはずの内容が反映されない場合、まず読み込まれているかを確認します。専用のコマンドで、実際に読み込まれた設定ファイルの一覧を表示できます。
一覧に出ていなければ、置き場所が対象外です。出ているのに従わない場合は、記述が曖昧か、他の記述と矛盾している可能性を疑ってください。
なお、これらの設定は指示であって強制ではありません。確実に実行させたい処理がある場合は、決められた場面で必ず動く仕組みを別に用意する必要があります。エージェント型の考え方はAIエージェントとは?仕組みと業務への組み込み方で扱っています。
成果につながる指示の出し方
同じツールでも、指示の書き方で結果は大きく変わります。具体性、段階の分け方、探索の順序という3点を押さえてください。慣れが必要なのは操作ではなく、この部分です。
具体的に伝える
曖昧な依頼からは、曖昧な結果しか返りません。「バグを直して」ではなく「ログイン時に誤ったパスワードを入れると画面が真っ白になる不具合を直して」と書くだけで、精度は変わります。
変えてほしくない部分も伝えると、影響範囲を抑えられます。「公開している関数の仕様は変えずに」といった制約を添えると、想定外の変更を防げます。
対象のファイルを指定できる場合は明示します。範囲が絞られるほど、余計な読み込みが減り、応答も速くなります。
段階に分けて渡す
大きな依頼を一度に投げると、途中で方向がぶれやすくなります。「調査」「設計」「実装」「テスト」を別のやり取りに分けるだけでも、結果は安定します。
複数の作業が必要な場合は、番号を振って順序を示す方法も有効です。何をどの順で行うかが明確になり、抜けが減ります。
各段階の終わりに確認を挟むと、誤りが後工程まで持ち越されません。手戻りの総量で見れば、この確認のほうが安上がりです。
先に調べさせてから動かす
変更を依頼する前に、対象を理解させる時間を取ると成果が変わります。「この処理の流れを説明して」と先に尋ねてから修正を依頼するほうが、的外れな提案が減ります。
特に大きなコードベースでは、この一手間が効きます。関連するファイルを把握したうえで作業に入るため、影響範囲の見落としが少なくなります。
業務全体での使いどころの考え方は、AIを活用した業務効率化の進め方とツール選定のポイントでも整理しています。
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チームで使う場合の進め方
個人で慣れたら、次はチームへの展開です。設定の共有、ルールの設計、効果の測り方という3点を整理します。属人的な使い方のままでは、組織としての効果は出ません。
設定を共有資産にする
プロジェクトの前提を書いたファイルは、バージョン管理に含めてチームで共有します。全員が同じ前提を渡せる状態になれば、誰が使っても出力の傾向がそろいます。
更新の流れも決めておきます。同じ訂正が繰り返されていると気づいた人が追記し、レビューを経て反映する形にすると、内容が実態から離れません。
個人の好みに関する設定は、共有しないファイルに分けます。プロジェクトの決まりごとと個人の設定を混ぜると、どちらも見直しにくくなります。
権限とルールを決める
どこまで自動で実行させるかは、チームで統一しておきます。業務のコードでは承認ありの状態を基本とし、影響の小さい作業から範囲を広げる進め方が無難です。
組織として守らせたい項目がある場合は、管理者側から設定を配布する仕組みも用意されています。個人の設定で上書きできない形にできるため、統制が必要な環境では有効です。
あわせて、レビューの工程は残してください。生成された変更をそのまま取り込む運用は、規模が大きくなるほどリスクが増します。
効果を測って広げる
導入の効果は、既存の指標に紐づけて記録します。実装にかかる時間、レビューでの指摘件数、テストの追加量などが分かりやすい指標です。
人材面の課題も背景にあります。情報処理推進機構(IPA)の調査では、DXを推進する人材が不足していると回答した企業の合計が85.5%に達しました。限られた人数で成果を出す手段として、こうしたツールの位置づけは大きくなっています。
出典:独立行政法人情報処理推進機構「DX動向2026」(2026年7月16日公表)
全社的な推進体制の設計は、AI導入を成功させる進め方と社内推進体制の作り方で解説しています。
まとめ|読み取りから始めて、前提をファイルに残す
Claude Codeは、ターミナルから起動してプロジェクト内のコードを扱えるエージェント型の開発支援ツールです。利用にはPro、Max、Team、EnterpriseまたはConsoleのアカウントが必要で、無料プランでは使えません。
始め方の要点は単純です。プロジェクトのフォルダで起動し、読み取り中心の質問から試し、感触をつかんでから小さな変更に進む。権限モードは既定の承認ありのまま始め、慣れてから範囲を広げれば安全に運用できます。
そして、成果を左右するのは指示の設計と前提の共有です。毎回説明している内容をCLAUDE.mdに書き出し、200行以内を目安に具体的な記述で整える。この積み重ねが、チーム全体の生産性の差になって表れます。
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